アクセル・レッドの、ちょっと背伸びした女の子の思い詰めたような声が、この歌詞を却って切なくしているようで、イメージが自然に広がっていく。
私の日本語詩の書き出しは次のようである。
流れてゆく 昼と夜
彼女だけを 置いて
傷の痛みは もう 感じないけど
心は 夢を 探す
すべて賭け 愛してきた
彼は なぜ 信じない
Elle danse seule
彼女は 一人で 踊り続ける
影に 答えを 尋ねる
裸足のステップ 冷たい床に 凍える
夜の ダンス
夜が更けてなお、一人ダンスを続ける。
「Contre le sol trop froid」・・・冷たすぎる床に対してor 接して・・・彼女が踊る音楽はまさにこの<気だるく止むことのないスローなソウル>で、彼女は裸足で冷たく硬いフロアーを感じながら踊っているに違いない。
|